FTMが性同一性障害の診断書取得のためのカウンセリングについて

こんばんは!ともです(*^-^*)

性同一性障害の診断書(GID診断書)を取得のためのカウンセリングは、ファーストカウンセリング、セカンドカウンセリングそれぞれ別々の医師に診断していただくが必須です。

僕が性同一性障害の診断書取得のためのファーストカウンセリング(青森県)に行き始めたのが、2006年11月、それから月に1度、約1年間に渡って通院し、2008年1月に性同一性障害の診断書をいただきました。

その後、僕は千葉県へ引越しをしたので、セカンドカウンセリングは浦安市にある、あべメンタルクリニックへ通院しました。

現在、ファーストカウンセリングは1年間も通院することなく診断書をいただけるようですが、当時は青森に住んでいたこともあって、性同一性障害の外来(GID外来)もなく、医師もあまり性同一性障害の知識もないような感じだったのですが(笑)、それでも日本精神神経学会 性同一性障害に関する委員会が発行している性同一性障害のガイドラインに沿ってカウンセリングを進めてくれました。

これから性同一性障害の診断書取得のためのカウンセリングを受けようかな、と考えている人は、どんなことを聞かれるのか、どんなことをするのか、色々と知りたいことがあるかと思います。

僕の体験談ではありますが、性同一性障害の診断書取得のためのカウンセリングについて、どんなことをしたのか、どんなことを聞かれたのか、また、受診にかかった料金などを当時の記録を元にお伝えしますね♪

自分の今までの生い立ち

ファーストカウンセリング

カウンセリング初日は、今までの自分の生い立ちを詳しく聞かれました。

思い出せる範囲ですが、どんな事を聞かれたかと言うと、

  • 自分がどんな時に身体と心の違和感を感じるか
  • どんな遊びをして来たか
  • 好きになる性別の対象はどちらだったか
  • 恋人はいるのか(いたのか)
  • 性的行為の時の違和感(嫌だった事、困った事など)
  • どこまでカミングアウトしているか
  • 治療はどこまで望んでいるのか
  • 日常生活でどんな事に困っているか

このような事を幼少期~現在まで細かく聞かれました。

この日は、これから身体の治療をするにあたって、性格検査、身体の異常がないか調べる為に、血液検査、尿検査をしました。

性格検査というのは、マークシートで自分の考えがあてはまる所を塗りつぶすものでした。
これは、精神的疾患によって自分は性同一性障害なのではないか、と思い込んでいるのではないという事を検査するためのものです。

診察料は、検査料も込みで1万円くらいだったと思います。

 

年代別の生き方

2回目からは、1回目に話をした幼少期、小学生時代、中学時代、高校時代、社会人になってからとそれぞれの時代を自分がどんな感じで生きて来たかを細かく聞かれました。

継続して毎回聞かれた事は、自分の体の性別に対して違和感はあるかって事です。

カウンセリングと言っても、世間話もするし、そこまで堅苦しいものではないですよ(^-^)

カウンセリングを開始して1か月後には、婦人科の検査もしました。

これはFTMなら誰でも嫌な事だとは思うんだけど、(FTMじゃなくても嫌かな?)まず、身体に異常があれば、治療は進められないし、治療するにしても、何をするにもまず健康が1番!!!

治療を進めて行く為にも、婦人科で、子宮・卵巣に異常が無いか調べるのは避けては通れない道で、僕の場合、婦人科の先生に

「子宮ガン検査はどうしますか?」

って聞かれて、検査を1回で済ませたくてついでに子宮ガン検査もしてもらいました。

結果、異常なし\(^o^)/

よかった☆これでホルモン注射出来る~!ってうれしかったなー。

 

カウンセリングの診察料は、2回目からは保険適用のため、1200円。

その都度、検査などがあればその分の料金がかかります。

カウンセリングの時間はだいたい15~30分くらいだったと思います。

こんな感じでファーストカウンセリングは2008年1月に約1年かけて終わりました。

セカンドカウンセリング1回目

僕はセカンドのカウンセリングは千葉県浦安市にある、「あべメンタルクリニック」で診察を受ける事にしました。

病院を決めるにあたって、ネットで色々調べ、実際にあべメンタルクリニックへ通院している人の話を聞いたりして決めました。

あべメンタルクリニックのほかに、候補としてはりまメンタルクリニック(東京都千代田区)があります。

僕が千葉県松戸市に住む事になって、同じ県内だし、何よりジェンダークリニックの先生としては名前が通ってる有名な先生で、友達が、看護師さんも先生も、みんな優しくていいよ!って言ってたのが決め手でした。

初受診の日、先生は、ファーストカウンセリングでいただいた性同一性障害の診断書を見て、
「1年もやって来たんだから、もうやる事はほとんどやって来てるね。ただ、診断書に書いてる自分史にもう少し肉付きが欲しいから、次回までに足りない部分を補足して自分史書いて来てね~。レポートに3、4枚位ね~。あと、弘前市で治療前の男性ホルモン値は調べてないみたいだから、今日採血して調べる?」

とおっしゃったので採血しました。

※自分史とは、自分が生きて来た歴史のこと。これまでの生い立ちを文章にして医師に提出します。

その他、家族構成、仕事の事を聞かれました。

書くイメージ写真

3~4回診察に来たら、ジェンダー判定会議にかけられ、その後、ホルモン注射に入れるとのことでした。

毎月1回、ジェンダー判定会議があって、ホルモン注射が必要と認められた人がホルモン注射を開始出来ます。

 

※ジェンダー判定会議とは・・・

ホルモン療法や手術療法を希望する場合は、十分な診察の後、その治療の適応であると判断した場合には、意見書(オピニオン)を作成します。当院のオピニオンと、もう一人の精神科医のオピニオンを得ることで、埼玉医科大学、ナグモクリニック、浦安のジェンダーチームなどの判定会議により、身体治療への承認を得て、身体治療に進むことになります。

はりまメンタルクリニックHPより

セカンドカウンセリングの1回目はこんな感じでした。

診察料は血液検査料も入って5620円でした。

 

自分史レポートの提出 セカンドカウンセリング2回目

セカンドカウンセリング1回目から1週間後、2回目のセカンドカウンセリングへ行って来ました。

前回言われた自分史をレポートに4枚書いて行き、先生に渡すと、先生はその場で読んで、
「うん!典型的だね!!間違いないと思うよ!」(性同一性障害で間違いないと思うよ、という意味)

とおっしゃいました。

そして、前回採血したの血液検査の結果が来ていて、通常女性の場合の男性ホルモン値は、0.13~0.69なのですが、僕は、0.52でした。

先生からも、

「高い方だね。」

と言われてちょっとうれしかったな☆

セカンド2回目の診察料1260円。

 

ジェンダー判定会議に向けて セカンドカウンセリング3回目

セカンドカウンセリングの3回目。

先生が、

「これで、ジェンダー判定会議にかける書類は全部揃ったね。次の会議にかけるから。で、あとはホルモン注射をするにあたっての同意書にサインだね。」
とおっしゃって、ホルモンをする事によって、色々な身体の変化、副作用があるっていう説明を受けてサインと印鑑を押しました。

この日の診察料は診断書のサインが入ったので、4620円☆。

 

ジェンダー判定会議通過 セカンドカウンセリング4回目

次の診察でジェンダー判定会議の結果を聞きに病院へ行き、呼ばれて診察室に入ると、先生から、

「(判定会議が)通ったよ~!」

とおっしゃっていただけました\(^o^)/

超~~~うれしかったのを覚えています。

で、先生が、

「今日ホルモン注射して行く?」って聞いてこられたので、「します!!!」と、僕即答♪

最初は、250mgを3週間に1回。4本目の注射をする前に、1回血液検査をして、それからまた注射の間隔、量を決めて行くとおっしゃられました。

判定会議の結果を聞いたその日に念願のホルモン注射が打てるなんて、うれしすぎました!!!

僕は自宅近くの泌尿器科でホルモン注射をする事に決めていたので、紹介状を書いていただきました。

あと、名前の変更の為の診断書も、その場で書いてくれました。

「やっとここまで来たなあ~!」

とこれからの未来にワクワクでした。

診察代 診断書、注射込みで7010円。

 

周りにカミングアウトする前でもカウンセリングなら通院しても大丈夫

カウンセリングは誰にもカミングアウトしていない状態でも行く事が出来ます。

僕もカウンセリングに行き始めた時は、まだ仲のいい友達にしかカミングアウト出来ずにいましたが、何もせずに時間が過ぎるのも時間がもったいないと思い、カウンセリングだけでもスタートしよう!と思って行き始めました。

ちなみに親へのカミングアウトは、ファーストカウンセリングが終わってから事後報告でした(笑)

 

カミングアウトする時に、既にファーストカウンセリングが終わっている、ということも併せて話すと、一時的な気の迷いでFTMだと言っているのではない、という事も理解してくれると思います。

例えば、親や会社や学校など、まだ今はFTMである事を知られたくない場合でも、カウンセリングだけは行く事が出来るので、

「まずは一歩踏み出したい!」

と思っているのなら、カウンセリングだけでもスタートするのもひとつの方法です。

 

ただ、保険証を使うので、親の扶養になっている方(保険証が親と一緒の方)は、会社や学校に知られる事はないですが、親に内緒で行くことは難しいかも知れません。

社会人で自分の保険証をお持ちの方は心配ないです。

病院からお知らせなどが来る事もないです。

カウンセリングは家族や職場など、周りに知られることなく行けるので、まだカミングアウトする勇気がなくても、治療の第一歩として進めますよ。

まとめ

10年前の僕のカウンセリングの記録ではありますが、これから性同一性障害の診断書取得のためのカウンセリングに行かれる方の参考になればうれしいです。

ファーストカウンセリングからセカンドカウンセリングのジェンダー判定会議通過まで、約1年3ヶ月かかりました。

これは、ファーストカウンセリングを青森で受診したため、GID専門医がおらず、1年間時間がかかりました。

現在は、GID専門医のところで受診すると、半年間程度でジェンダー判定会議通過まで終了することがあるようです。

ホルモン注射を早く打ちたい気持ちが先走って、カウンセリングを飛ばしていきなりホルモン注射を打つ人もいるようですが、いずれにしても、今後、名前の変更や性別適合手術をする時には性同一性障害の診断書は必要になるので、最初の段階でカウンセリングを受けて診断書をいただいておくことをおすすめします。

※ホルモン注射を打つ場合、現在ではほとんどの病院で性同一性障害の診断書の提出を求められますので、やはりまずはカウンセリングを受けて、診断書をいただきましょうね~(^-^)

 

FTM 山口智

 

 

 

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